C20XE ダミーヘッド

こんにちわ、500馬力工場長です。

最近、エンジン製作が立て込んでいてブログを書く時間が中々とれないけど、過去に書いた記事の簡単な補足の意味も含めて今日は書いています。。

GALESPEEDでは普通に行っているダミーヘッド付ボーリングに付いて簡単に書いてみようと思います。

ダミーヘッド付ボーリングが必要な理由は、簡単に言うエンジンブロックにシリンダーヘッドを取り付けるためヘッドボルトを規定のトルクで締め付ける必要がありますがこの時にエンジンブロックが若干ですが締め付けたために変形してしまいます。

変形すると何が起きるかと言うと、シリンダーの断面形状がブロック変形に伴い真円でなくなります。

それを防ぐ為にシリンダーヘッドの変わりにダミーヘッドと呼ばれるモノを取り付けて、シリンダーヘッド取り付けで生じるボアの変形をあらかじめ作っておきボーリング&ホーニングをさせます。

仮にダミーヘッドを使わずにボーリング&ホーニングを行うとリシンダーヘッドを取り付けない状態ではシリンダーの断面形状は真円に近いかもしれませんが、シリンダーヘッドを取り付けてしまうと先にも書いたように変形し真円でなくなり、ピストンリングとの当たりが均一じゃ無くなる事は容易に想像がつくと思います。

ダミークランクボーリングでも当然ダミーヘッドを取り付けて行います。

ボーリング加工屋には、ほとんどの国産エンジン用のダミーヘッドが用意されていますが、外車用はほとんどありません。しかたがないので新規製作することにしました。シリンダーヘッドを取り付けた状態になるようにダミーヘッドの設計製作する訳ですが、これはけっこう難しく、今回は1発で決まりました。

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