Rover K-Series 230ps仕様

K-18 VVCエンジンをベースにチューニングする事となり、オーナー様に簡単に230ps出るよと言ってしまいました。
ところがエンジンをばらしてみてビックリ、今までの常識を覆す最強?のエンジンです。
ピストンを取ろうとしたらスリーブごと抜けたり、ヘッドボルトはクランクメインキャップまで貫通するものすごく長い細いボルトです。
また、むりやり1800ccに排気量を稼ごうとした超ロングストローク、これではとてもパワーを上げるどころではありません。
超ロングストロークな89.3mmではなく、79mmストロークK16クランクを使いたかったのですが、各サイズの違いにより断念。
どうしてるの?と聞いて回るとライナーを製作したり、180psぐらいに抑えているという答えです。中にはブロック上面をフルデッキ加工するという最強の方もいました。
Nissan SR20 HONDA B18,K20エンジンなどのライナー加工実績からコストと加工経験を考慮し、ハーフデッキ型の圧入強化ライナーで行く事とします。
超ロングストローククランクやブロック剛性などを考慮し、230ps/7000rpmを目標とするエンジンを製作します。

ハーフデッキ型の圧入強化ライナー
肉厚のライナー製作後、シリンダー挿入部をボーリング加工。ライナー上下部共に圧入される形でライナーの振れを無くしライナーとブロックの強度を高めるために、ハーフデッキの補強加工をします。詳細はお見せ出来ませんが、かなり剛性が出ました。